ドイツのマーケット(蚤の市)は出展している人に年配の方が多く、
初老スレスレって感じです。日本のフリマみたいに、若い人が流行の廃った
古着を出している、みたいなところはあまりなく、
聞こえは悪いかもしれないですが、いわゆるおじいいちゃんおばぁちゃんが
いらなくなった「お古」だと思います。
そんなところで買い付けをしています。
まぁ単純に不要品なのかもしれませんし、頂き物で邪魔なだけかもしれません。
しかしそんなモノでも、一旦人の手に渡ったモノの方が愛着が沸くというか、
ストーリーが伝わってきて、どういうわけか好きなんです。
そんな中、いつもお世話になっているご近所の方なんですが、
「いなくなる前に見せてあげたくて」と、お店にいるクマにそっくりな
ご自分の大切にされているクマを持ってきてくださいました。
お母様に買ってもらったもので、ずっと大切にされているそうです。
なんか、うまく言えませんが、感覚をわかってもらったようで
ちょっと嬉しくなりました。
大切な物を、ありがとうございました。
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